カルバマゼピンの画像と運転中に発作を起こす男性

誰にも打ち明けられずにてんかんを放置して、運転中の発作がきっかけで命を失う事故がここ数年増えています。成分を知り治療薬を服用するきっかけにしていただければ幸いです。てんかんを抑えるカルバマゼピンという成分についてお話していきます。

カルバマゼピンを服用する際の注意点と気になる副作用

 抗てんかん薬には全体てんかんと部分てんかんの薬があります。カルバマゼピンは部分発作に効果があるとされ脳の興奮、不安や緊張ををしずめうつ病、三叉神経痛などを緩和する作用もあります。 心臓病、肝臓病、腎臓病、甲状腺機能低下症のある人や高齢の場合には注意が必要です。薬の飲み合わせにより作用が強まったり効果が弱くなってしまうことがあるので薬を処方してもらう場合には主治医と相談が必要です。グレープフルーツは摂取しないようにしましょう。血中濃度が上昇したり副作用が出やすくなるおそれがあります。セント・ジョーンズ・ワートを含む食品も作用を弱めるおそれがあるので控えましょう。飲酒は作用が強まる可能性があるので注意しましょう。 妊娠を希望している場合にはカルバマゼピンは奇形の報告があります。有益性が危険を上回る場合以外は服用すること望ましくないので妊娠を予定している場合には必ず主治医に相談しましょう。妊娠に必要な葉酸が低下する報告もあります。妊娠前から十分な葉酸を摂取することが大切です。薬の種類や服用量も見直し葉酸を補充して計画的に妊娠をすることが大切です。自分の判断でやめてしまうと重いけいれん発作を起こすおそれがあり危険です。飲み忘れにも気を付けましょう。眠気が出たり注意力が低下することがあるので車の運転や危険な作業は避けるようにしましょう。ほかにもふらつきやめまいの症状が出る場合もあります。長期に服用していると低ナトリウム血症、白血球減少、肝機能障害がみられることがあるので定期的な血液検査をすることが大切です。てんかんの治療には時間を要することが少なくありません。そのため薬の服用期間も長くなる場合があるので服用する薬の副作用について理解をしておくことが大切です。